ワークショップ開催の目的
    現在、総トン数500トン以上の船舶等には船舶自動識別装置(AIS)の搭載が義務付けられていますが、AISは航路標識AIS、捜索救助用位置指示送信装置(AIS-SART)等の様々な分野で利用が拡大されています。AISは1998年にその性能基準が国際海事機関(IMO)で定められたが、基準制定後約17年が経過しており、伝送速度や回線容量の課題が指摘されています。
    このため、次世代AIS(VDES:VHF Data Exchange System)を開発するための検討が国際的に進められており、本ワークショップは、IALAと海上保安庁が協賛し、VDESの技術的課題やIMOに提出する性能基準(案)等について議論を実施することとしています。
    オープンフォーラムは、ワークショップ最初のプログラムとしてVDESの開発に関する国内外の最新の動向を海事関係者等に紹介し、その後、発表者との意見交換を通じ、更に理解を深めてもらうことを目的としています。
   
オープンフォーラムの概要
 
1200 受付開始
1300 オープニング、主催者挨拶、基調講演等
1350 プレゼンテーション
  国内外のVDES専門家によるプレゼンテーション
      (休憩1510~1530)
1650 パネルディスカッション
1745   終了

オープンフォーラムの状況

パネルディスカッションの状況