電波標識
種 類 |
内 容 | 有効範囲 | 説 明 図 | |
ロランC局 |
ロランとはLong Range Navigation「長距離電波航法」の頭文字を取ったもので、船舶がロランC受信機によって船位を測定するための電波を発射するものをいい、3から6局で1チェーンを形成しています。 船舶がチェーン内の主従局から発射される電波の到達時間差をロランC受信機で測定して船位を求めます。 図のように日本、韓国、中国、ロシアの各国が極東海域でチェーンを相互に協力して運用しています。 |
昼夜間 2,000km |
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ディファレンシャルGPS局 | ディファレンシャルGPSは、中波帯の電波を使って米国が運用するGPSの測位精度を上げるために補正値を提供するシステムです。 あらかじめ正確に位置が分かっている場所(基準局)でGPS信号を受信し、GPSで得られた位置と真の位置からその誤差を計算し、ディファレンシャル情報(補正値)として送信局から放送し、船舶がGPS受信機によってGPSで測定した位置の誤差を補正するものです。また、この送信局は、GPS衛星の異常情報を合わせて送信しています。 ディファレンシャルGPSを使用するためには、DGPS対応型GPS受信機とDGPSビーコン受信機が必要です。 DGPSの利用できる海域は右図の範囲です。 |
昼夜間 200km |
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無線方位信号所 | ||||
レーマーク ビーコン |
船舶のレーダー映像面上に送信局の方位を輝線で表すように電波(マイクロ波)を発射するものをいいます。 | 昼夜間 37km |
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レーダー ビーコン |
船舶がレーダー映像面上に送信局の位置を輝線符号の始点で表すように、船舶のレーダーから発射された電波に対応して電波(マイクロ波)を発射するものをいいます。 | 昼夜間 17km又は9km |