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◇ 国際航路標識協会(IALA) IALA:International
Association of Lighthouse Authorities 国際航路標識協会(IALA)は、1957年7月1日に国際灯台協会として設立され、1998年に国際航路標識協会へと名称を改めフランス国内法上の非営利団体として活動を行っていました。 また、国際航路標識協会(IALA)は、航路標識が目的とする海事界の利益及び環境の保護のため、安全で経済的かつ能率的な船舶の移動を実現するため、航路標識に関する改善及び継続的な調和を役割とし、1982年の海洋法に関する国際連合条約及び1974年改正の海上における人命の安全のための国際条約を踏まえ、その活動が行なわれています。 我が国は、昭和34年(1959年)に国家会員として加盟し、昭和50年(1975年)からは理事を務めています。また、令和3年(2021年)1月1日現在、88の国家会員が加盟し、国家会員の増加及びグローバル化に伴う航路標識の国際標準化の重要性等を背景に、IALAが技術的国際機関として役割を果たすため、国際機関としての地位の必要性が認識されるようになりました。 このような背景から、平成26年(2014年)5月のIALA総会において、IALAの地位の移行に向けた決議が行われ、外交会議等を経て、令和3年(2021年)1月にパリで国際航路標識協会(IALA)を非営利団体から国際機関に変更するための国際航路標識機関条約が作成されました。 我が国はこの条約に締結し[外務省告示第233号「国際航路標識機関条約」(令和3年条約第8号) 【官報令和6年8月19日】公示]によって令和6年8月22日よりこの条約の効力が生じています。 我が国の国際航路標識機関条約への締結は、IALAにおける我が国が確立してきた航路標識分野における指導的立場を引き続き維持し、我が国企業が有する技術の国際標準化等を推進するための見地からも有意義であると考えられています。 参考:国際航路標識機関条約の批准国33ヶ国(令和6年7月16日現在) アルバニア共和国 ベルギー王国 ブルガリア共和国 ブラジル連邦共和国 カナダ 中華人民共和国 クロアチア共和国 キューバ共和国 デンマーク王国 エジプト・アラブ共和国 フィンランド共和国 フランス共和国 ドイツ連邦共和国 インド共和国 アイルランド 日本国 マレーシア メキシコ合衆国 オランダ王国 大韓民国 ノルウェー王国 オマーン国 パナマ共和国 ポルトガル共和国 カタール国 ルーマニア サウジアラビア王国 シンガポール共和国 スロベニア共和国 スペイン王国 スウェーデン王国 チュニジア共和国 グレートブリテン及び北アイルランド連合王国 |